故人の預貯金は相続したいが、不動産は相続したくない方へ
目次
下記のようなことでお困りではありませんか?
- 相続人間で、故人が所有していた不動産を誰が相続するかで話がまとまらない
- 故人の相続財産に土地が多くあるが、自分で使う予定はないため相続を避けたい
- 故人が持っていた金融資産は相続したいが、故人が保有していた不動産の相続を避けたい
- 故人が持っていた不動産が遠方であり、活用することが困難なので相続を避けたい
不動産を相続したくない場合の遺産分割交渉のポイント
故人が残した相続財産の中でも、立地が悪い土地や管理が難しい建物、農地などは、相続を避けたいというご希望があります。
これらの不動産の相続を避けるためには、遺産分割交渉において、下記のようなことがポイントになります。
・・・
- ・遺産分割協議において、当該土地の相続を避けたいことを主張する。
- ・当該土地の自己の持ち分を他の相続人に譲渡する。
などが考えられますが、不動産の相続を避けるために遺産分割協議をどのように進めていくかは、事案によって異なります。そのため、ご自身のご希望に沿った遺産分割を実現するためには、高度な法律知識が必要です。
こういった不動産の相続を避けるためにどうすればよいのかについては、一度弁護士にご相談ください。
山林・農地が相続財産にある場合の相続について
故人が残した相続財産の中に山林・農地が含まれる相続でお困りの場合は、特に弁護士に遺産分割の内容や交渉についてご相談・助言をいただけるようご依頼いただくことが望ましいと考えられます。
その理由として・・・
農地や山林を相続した場合、毎年の固定資産税などの租税公課をはじめ、その土地を維持管理していくための費用を負担しなければならず、相続人にとってマイナスとなってしまうことが多いです。そのため、農地や山林を相続したくないと考える方も多いと思います。
農地や山林の相続を避け、現金や預貯金のみを相続するための手段のひとつとして、農地や山林を売却し、売却代金を相続人間で分割することが考えられます。
他方、農地や山林を売却して手放したいと思っても、農地・山林は土地の評価額が低く、需要も少ないため、売却するのが難しいです。
また、農地法では、耕作者の地位の安定と農業生産の増大を図るために、農地の権利移動や転用に規制がかけられているため、宅地に転用して売却するためには、複雑な手続きを踏む必要があります。
このように、農地や山林の相続を避けるには、遺産分割協議だけではなく他の手続きが必要な場合があります。農地や山林の相続を避けることは可能なのか、どのような手段が取れるかなど、お困りの際は弁護士へご相談ください。
当事務所では、相続問題の年間相談件数100件以上の経験から、このような遺産分割問題の解決は、弁護士が関わることで実現できる可能性があります。
また、当事務所の弁護士は、遺産分割問題の対処として、調停・審判といった裁判所に出向いて解決する方法に限らず、可能な限り相手方との交渉による解決を第一とし、ご依頼者様の希望を実現できるように努め、早期に解決に導くサポートをさせていただきます。まずは一度、ご相談ください。
当事務所に寄せられた相談事例
- ・故人が住んでいた実家と預貯金が相続財産として出てきたが、実家に戻ることはないので、できれば預貯金を相続できるようにしたい
- ・遠方に住んでいる農家の伯父が亡くなったが、土地が多く出てきたため、どのようにすればよいのか相談したい
上記のようなご相談に、相続問題の年間相談件数100件以上の相続に強い弁護士が、ご相談者様の立場に立って、希望を実現できるように努めさせていただきます。
解決事例はこちらのバナーを設置
当事務所のサポートについて
当事務所では、故人の相続財産から、不動産を相続せず、故人の預貯金などの他の相続財産を相続したいとお考えの方に、弁護士より最適なサポートを提供させていただいております。
初回60分無料相談
当事務所では、相続の相談について、初回60分を無料とさせていただいております。不動産の相続を避けるかたちでの相続財産の遺産分割について、あなたの不安点を親身にヒアリングさせていただき、弁護士が相続の不安点を解消できるように、ご提案させていただきます。気になることや不安なことがあれば、ささいなことでもお気軽にご相談ください。
遺産分割サポート
不動産の分け方について、あなたのご希望をお伺いしたうえで、ご希望を実現するお手伝いをさせていただきます。相続財産の分け方を相続人同士で協議する遺産分割について、交渉や法的手続のプロフェッショナルである弁護士がサポートいたします。
具体的には、遺産分割に関する書類作成や遺産分割の交渉をあなたに代わって進める代理人の依頼、調停や審判に進展してしまった場合の代理人の依頼を、年間相談件数100件以上の相続に強い弁護士がお受けいたします。
※遺産分割協議から調停・審判に進展した場合、追加で着手金(ご依頼いただいた際にいただいている前金)をいただいております。
弁護士への相続の相談をご検討されている方へ
お早目に弁護士に相談いただくことで、相続や遺産分割問題について、あなたのご希望に可能な限り応えられる解決を実現する可能性が高まります。
また、遺産分割協議の段階で弁護士に交渉をご依頼いただくことで、比較的短期間で解決に進められる可能性が高まり、あなたの貴重な時間が奪われずに済み、またご家族・ご親族間の関係性も悪化させずに済むことが多いです。
上記のような理由から、「遺産分割協議が進まないな」「自分が進めたい遺産相続が進められなさそうだな」と少しでも思ったタイミングで弁護士への相続の相談をおすすめしております。